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序章 7
第1章 少女の願い 11
第2章 めばえ 67
第3章 とまどう心と淫らな身体 108
第4章 心乱れて 123
第5章 ふたりの想いの行き着く先 163
熱く火照った由那の肌を包みこむ、純白の柔らかなショーツ。
さらりとした肌ざわりのいいはずのその布地の中に、ぬるりとした、明らかに異質な湿り気を、わずかに、しかし確かに感じたのだ。
(まさか……まさか……)
考えるよりも先に身体が動いていた。
いったん手を離し、もっぱらうしろから触ってばかりだったのをやめて、雄也は、由那の身体の前側に腕をまわりこませた。
そうして彼の指先が触れた先は、当然、由那の股間の中心部。陰唇の、スジの場所。
「あ、んあ……っ、ひぅ、んん……っ」
ひときわ甲高い由那の甘鳴き。