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第1章 幼なじみの誘惑 7
第2章 恋する乙女 51
第3章 禁断のよろめき 86
第4章 嫉妬と情欲 127
第5章 狂おしいほどの中出し 184
第6章 二人の終着地 243
「なにも言わないで。見ているだけでいいから……」
由紀香はそう言って、友幸との間合を詰めていく。手を伸ばせば触れ合える距離まで近づいたところで、無言で見つめ合った。
(友幸、しっかりと見てくれてる。私の脚に……アソコに視線が向いている……)
困惑しつつも、弟の視線は下腹部に向かっていた。それだけでお腹の奥が、じゅんと熱を生み出していた。膣内が妖しく疼いて堪らない。
「お願いだから、見て……私、全部見せてあげるから……」
ため息をついてから、パジャマの裾に手をかけた。ボタンを一つひとつはずすなどしていられない。捲って一気に脱ぎ捨てた。