立ち読みコーナー
目次
296ページ
第1章 御土来の巫女          7
第2章 師の淫らな秘密         41
第3章 破瓜の儀式           76
第4章 見習い巫女調教         105
第5章 三ツ屋の男たちの誘い      157
第6章 魂の真実と愛          210
第7章 聖なる郷の春          246
「尻に入れた薬玉を出しなさい」
 それは縛られたままで排泄して見せろということだ。
 見れば朱緒も同様に縛られている。二人は背中合わせで、距離は二十センチも離れていない。互いの震えさえ感じ取れる。
「はあっ」と苦し気に息を吐く音が背後から聞こえてきた。体中を染め上げて、唇をかみ締めているさまが目に見えるようだ。
 阿多香は一眞を探した。彼は男たちが作る半円の端にいて、じっと見つめている。優しさよりは獣欲のまさった猛々しい顔が、恥じらいを被虐の炎に変えてくれた。
 細く鋭くなんども息を吸い込んで、抵抗をあきらめる。すると腹腔の塊が動いて菊花が開いた……。