立ち読みコーナー
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同い年の親友に息子を取られて……
「光恵とは二度と会わないって約束しなさい!」
 これで息子と親友の光恵を別れさせられると安心した私は、早く寝てしまおうと考え、手早く入浴を済ますと夫婦のベッドの潜り込みました。
 どのくらい経ったでしょうか、ウトウトと寝入りかけた私は、そのとき、ドアが静かに開く音を耳にして薄く目を開きました。そこには、Tシャツにショートパンツという、幸彦のシルエットがあったのです。
「母さんがいけないんだッ!」
 私は何とか逃れようと抵抗しましたが、気がつくと、パジャマの上衣、それにブラジャーが、まるで魔法のように脱がされていました。
 感じている自分を息子に知られてしまった、という恥ずかしさから、私の中で理性の堤防が一気に崩れ去ってしまったのです……。